コロコロ読者の約9割がネット利用の意識に変化ありと回答!ICTリテラシーに関するアンケート結果
- Koichi Kobayashi
- 2 日前
- 読了時間: 3分
「コロコロコミック研究所」では今回、小学館IDに登録している『コロコロコミック』読者を対象にICTリテラシーに関するアンケート調査を実施しました。
今回のアンケートは、月刊コロコロコミックで連載中の人気漫画「ブラックチャンネル」のYouTubeチャンネルで公開されている、ICTリテラシーについて学べるショート動画(提供:YouTube)を視聴してもらい、回答者にどのような意識の変化が現れたかを調査しました。
動画の視聴はこちらから!
コロコロ読者の約9割がインターネットの情報に対して「注意するようになった」と回答!今後は「他の情報も調べてみる」という人が多数という結果に。

回答総数1,015票のうち、動画を視聴した987人を対象にアンケート結果を集計しました。 動画視聴後、「インターネット上の情報をそのまま信じることに対して、気持ちに変化はありましたか?」と尋ねたところ、「注意するようになった」と回答した人が89.5%と大半を占めました。また「全く変わらない」と回答した人からも「すでに注意しているため変化がなかった」という意見が見られ、『コロコロコミック』読者のリテラシー意識の高さが伺えました。


また、「今後インターネットを利用する際にどのような行動を取りたいと思いますか?」との質問には、回答者の9割以上が「他の情報も調べてみる」と回答しました。また、のべ484人が「身近な人に相談する」と回答しました。 さらに「日常生活で気をつけようと思ったことはなんですか?」と質問したところ、「ニュースや動画をそのまま信じないこと」が56.4%、「できるだけ多くの意見を調べて時間をかけて比べること」が37.4%と続きました。
このことから、動画を視聴した人のほとんどが、インターネットや動画から得た情報を鵜呑みにしないよう注意したうえで、今後は情報収集や相談を通じて情報を精査しようと意識しているといえそうです。
回答者の9割以上がこのようなICTリテラシーに関する動画を「ほかの人にも見せたい」と回答!


「この動画を友達や家族にも見てもらいたいですか?」と尋ねたところ、回答者の93.2%が「見てもらいたい」と回答しました。 さらに「このような『インターネットとの安全な付き合い方』に関する動画がもっとみたいですか?」と質問すると、92.8%が「見たい」と反応しました。この結果から、今回のようなICTリテラシーをもっと知りたい、そして自分だけでなく身近な人にも伝えたい、という意識を持った人が非常に多いことがわかりました。
この他、自由記述で感想を募ったところ、10代の回答者からは「携帯を持ってからインターネットを利用するのが増えた。さぎやデマに気をつけたい」、「情報を鵜呑みにするのはとても危険な時代になってきていると感じました」といった意見が見られました。
自由記述を年代別に集計したところ、10代の回答には「すぐに信じないようにする」といった一般的な心がけが多く見られた一方、20代以降の成人層では「情報源を確認する」などのより具体的な対策に関する回答が多い傾向があることがわかりました。 また、AIに関する懸念を示す回答も多数見られ、多くの回答者が日々インターネットリテラシーに高い関心を持っていることがわかりました。
『コロコロコミック』では今後も、子どもにとって親しみやすいコロコロコミックのコンテンツを活用しながら、インターネットの安全な利用方法の周知に邁進してまいります。


